奉行iクラウドと従来の奉行シリーズの違い

奉行iクラウドは、従来の奉行シリーズの基本機能に加え、データ入力の自動化や、在宅勤務・テレワークのように変化する業務環境に対応すべく、数多くの新機能が搭載されています。
ここでは、奉行iクラウドと従来の奉行シリーズを比較すると同時に、切り替えにおいて争点となる箇所をいくつか取り上げます。
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目次
1.「使用できる場所」の違い
奉行iクラウドの最も大きなメリットは「場所の制約を受けない」点にあります。
どこからでも使えるクラウド
従来の奉行シリーズ(以下オンプレミス)と奉行iクラウドの最も大きな違いは、ソフトを「使用できる場所」にあります。
オンプレミスでは、ソフトをインストールしたパソコンでのみ、ソフトを使用することができます。つまり担当者は、業務を行う際、常にそのパソコンの前に座っている必要があるということです。
対して奉行iクラウドは、インターネット環境さえあれば、どのパソコンからでも業務を行うことができます。
社内のパソコンはもちろん、自宅、移動中、出先の飲食店でもソフトが使用できるというのは、現代の多様化した働き方との相性が非常によいといえます。ログインが必要なので、誰でもソフトが使えるということはありません。
職業専門家(士業)との連携
奉行iクラウドには税理士や会計士、社労士先生などの職業専門家の方が使用できる『専門家ライセンス』が、無料で1つ付属します。
これにより、ユーザーはCSVデータやバックアップを士業先生に渡す必要がありません。
リアルタイムで同じ画面、データを見ながら作業ができるため、より正確に、楽にやり取りできるようになります。
データの受け渡しの手間、確認作業の手間をともに大幅に削減できる点は、奉行iクラウドの大きな特徴といえます。
手軽に複数台運用
「どこからでも使える」というメリットは、ユーザーライセンスを複数契約することにより、さらに大きくなります。
オンプレミス版では、ソフトを複数名で使用するのにサーバーの用意が必要です。また、使用できるパソコンが限られています。
対して奉行iクラウドでは、契約ライセンスを増やすだけで、ソフトを使用できる人数を増やすことが可能です。場所の制限も受けず、非常に融通がききます。
ライセンスの増減も月単位で行えるため、業務の繁閑や事業規模の変化に合わせて、常に最適なプランで契約することが可能です。
複数人で業務を担当する場合には、柔軟性、コストの面から、奉行iクラウドの選択がおすすめです。
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2. データの保持方法による違い
奉行iクラウドのデータは、マイクロソフトのデータセンターに預けます。
セキュリティの高さ
オンプレミス版では、ソフトがインストールされているパソコンにデータが保管されています。
奉行iクラウドでは、データはMicrosoftの管理するデータセンターに保管されます。
社外にデータを預けることに抵抗がある方も少なくありませんが、実際のところ、自社内で高いセキュリティを保つことは難しく、専門家による24時間監視体制の敷かれたデータセンターの方が安全と判断する企業が多くあります。
また、不測の事故や災害によるハードウェアの破損に見舞われた際にも、奉行iクラウドであればデータを失うことがありません。
データの保管先であるデータセンターでも、複数箇所に3重でバックアップされています。
事業継続性、災害復旧対策の面からも、奉行iクラウドは非常に優秀です。
自動バックアップ・自動アップデート
奉行iクラウドではデータが自動的にバックアップされるため、オンプレミス版に必要な定期的な手動バックアップは不要になります。
バックアップ自体にかかる手間はもちろん、忘れてしまうリスクも排除され、安全かつ効率的です。
また、オンプレミス版で発生する頻繁なソフトアップデートも、奉行iクラウドでは自動で行われます。
常にソフトのバージョンが最新に保たれるため、アップデート忘れによる二度手間の発生を防ぎます。
作成可能なデータ領域数
オンプレミス版では、データ領域はほぼ無制限に作成できます。
これにより、ソフト1本で複数社の管理、または会計年度毎に領域を区切るといった運用が可能です。
対して奉行iクラウドでは、作成できるデータ領域は一契約につきひとつに限られます。
複数社での使用が必要な場合、会社数分の契約が必要になりますので、注意が必要です。
なお、会計年度毎に領域を分けている状態から奉行iクラウドへ移行される場合には、契約後に無料で提供されるデータ参照用のスタンドアロン版製品へデータを移設、参照いただくことができます。
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3. コスト面の違い
単純な比較だけでなく、保守費用やバージョンアップ費用、サーバ費用など、製品を維持するための総コストで比較する必要があります。
イニシャルコスト
オンプレミス版では、ソフト代金(+初年度の年間保守料)が、システム導入のイニシャルコストとなります。
オンプレミス版奉行シリーズの新規購入には、定価で数十万円が必要です。
奉行iクラウドでは、導入時の初期費用は数万円(場合によっては無料)で、基本的にはランニングコストのみが費用であると考えてよいでしょう。
ランニングコスト
オンプレミス版ソフトは買い切りの製品ですので、一度購入すればソフトは手元に所有することになります。
その後は年間保守による法改正等へのシステム対応と、ユーザーサポートの費用をランニングで毎年支払うというのが一般的です。
奉行iクラウドは利用料型の契約で使用する製品となっており、年額を支払うことで、一年間のソフトの使用権が手に入ります。
なお、奉行iクラウドの利用料にはオンプレミス型でいう年間保守と同等のサポート内容が含まれており、常に最新バージョンが利用でき、バージョンアップ費用も不要です。
料金体系
「ソフト代金+年間保守料」と「数年に一度のバージョンアップ費用」が、オンプレミス版ソフトの総コストです。
同じソフトを使用するユーザー様同士では、これらの費用は皆様同じになります。
対して奉行iクラウドでは、総コストは「初期費用+年間利用料」ですが、ユーザー様の事業規模や必要な機能ごとに、契約プランをお選びいただくことができます。
また、ユーザー数と同じく、プランの変更のみで事業規模の変化に対応できるため、あらゆる企業にフィットした契約が可能です。
各奉行iクラウドの「料金体系」については各奉行iクラウド製品ページよりご確認ください
4. ソフトごとの違い
ソフトごとの違いについても、詳しく解説しています。下記のリンクからぜひご確認ください。
- 勘定奉行iクラウドと勘定奉行i11の違い
- 給与奉行iクラウドと給与奉行i11の違い
- 商蔵奉行iクラウドと商蔵奉行i11の違い
- 総務人事奉行iクラウドと人事奉行i11の違い
- 固定資産奉行iクラウドと固定資産奉行i11の違い
- 法定調書奉行iクラウドと法定調書奉行i11の違い
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