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PCAクラウドとPCAサブスクの違いは?『PCA製品の選び方指南』

お客様の多様なニーズに合わせ、PCAのソフトウェアは、その利用方法、お支払い方法について、多岐にわたる選択肢が用意されています。このページでは、PCAクラウドとPCAサブスクを比較しながら、製品をご案内します。お客様にとって最適な利用方法をお選びいただく一助となれば幸いです。

目次

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1. PCAクラウドとPCAサブスクの主な違い

最大の違いはデータの保管場所です。PCAクラウドではPCAのデータセンターに、PCAサブスクでは従来通り自社のサーバー、パソコンに保存されます。その違いから、製品を選ぶ際のポイントを一覧表にしています。

PCAクラウド

PCAサブスク

利用場所の制限

制限なし

制限あり

利用人数の考え方

同時接続数

インストール数

セキュリティのレベル

PCAに依存

自社で対応

業務継続性

物理的破損に強い

インターネット環境に左右されない

職業専門家との連携

リアルタイムで可能

データの受け渡しが必要

他のサービスとのAPI連携

WEB-API

Client-API

ランニングコスト
(例、PCA会計1ライセンス)

月額17,820円~

月額4,950円~
※複数台運用の場合サーバーが別途必要

2. 利用場所について

担当者がどこでソフトを利用するか、という視点です。

PCAクラウドの場合、インターネットに接続されたパソコンさえあれば、どこからでもソフトを利用することができます。(クラウドにはソフトのインストール台数制限がないため、社内、自宅、モバイル、すべてのパソコンにソフトをインストール可能です。)
昨今需要の高まっているテレワークや多様な働き方の実現には必要不可欠といえるでしょう。

PCAサブスクの場合、ソフトをインストールするパソコンは通常1台に限られるため、基本的には社内で最も不便のない場所のパソコンを選ぶことになります。(PCAサブスクでのインストール台数の増やし方については【複数台運用と利用台数の考え方】の項をご参照ください。)
なお、ノートパソコンにインストールすることで、パソコン自体を持ち運んで利用場所を変えることは可能です。
しかし、ノートパソコンは紛失、破損、故障のリスクも高く、業務ソフトのデータを保存しておくのは、多くの場合推奨されません。
ソフトの利用場所が社内の一カ所にとどまらない場合、クラウドを選択すると良いでしょう。

PCAクラウド

  • PCAのデータセンターに保存
  • インターネット(SSL暗号化通信)を通じてアクセスする
  • 本社・支店・営業所・営業先など、どこからでもデータにアクセス可能
  • サーバー導入、保守の負担なし

クラウド保管場所

PCAサブスク

  • 社内のパソコン、サーバーに保存
  • 複数人で利用する場合のサーバーは自社で導入、保守が必要

サブスク保管場所

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3. 複数台運用と利用台数(人数)の考え方

ソフトを何台のパソコンで利用するか、ソフトを何名で利用するか、という視点です。

PCAクラウドであれば、ソフトのインストール台数に制限がありません。
極端にいえば、社内のすべてのパソコン、モバイル端末、社員の自宅のパソコンにソフトをインストールすることも可能です。もちろんインストールにはパスワードが必要なので、部外者に勝手にインストールされてしまうということはありません。
また、1ライセンスでの契約でも、同時に2名以上が利用しない限りは、何名でもソフトを利用することができます。
さらに繁忙期には1カ月単位でライセンス数を増減させることも可能で、利用台数、利用人数ともに、非常に柔軟に対応できます。

対してPCAサブスクは、基本的にはオンプレミスと同じく、1台のパソコンにのみソフトをインストールできます。利用者が複数いる場合は、入れ代わり立ち代わりそのパソコンの前に座らなければなりません。
複数台にインストール可能なプラン(SQL版)もありますが、高価でメンテナンスに手間と知識を要するサーバー機を用意する必要があります。またこの場合も「契約ライセンス数=インストール可能なパソコン台数」となり、クラウドと比較して柔軟性で劣ります。
複数台、複数人数でソフトを利用したい場合、クラウドの方が圧倒的に利点が大きいです。

PCAクラウド

  • ライセンスの数だけ同時に接続が可能
  • 必要な数だけ月単位でライセンス数の増減可能

PCAクラウド

PCAサブスク

  • ライセンスの数だけ同時に接続が可能
  • 契約したライセンス数のみインストール可能
  • 複数台運用の場合サーバーが別途必要

PCAサブスク1台

PCAサブスク複数

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4. セキュリティのレベル

データの安全性、ウイルス対策の視点です。

PCAクラウドの場合、ソフトのデータはパソコン内ではなく、インターネットを介してデータセンターに保管されます。
データセンターでは、専門家による監視や2カ所でのデータ保存が行われ、高いセキュリティと安全性が確保されています。
また、PCAクラウドは「SOC2 Type2 報告書」をはじめとしたセキュリティ規格を取得しており、グローバルで高水準なセキュリティが保証されています。
このため、パソコンに保存されるデータと比べて、クラウド環境のほうが安全性が高いといえます。

一方、PCAサブスクの場合は自社のパソコンにデータを保管するため、パソコンがウイルスに感染するとデータの被害を免れることはできません。

特に近年、企業に大きな被害を与えているコンピューターウイルスのひとつに『ランサムウェア』があります。
ランサムウェアに感染したパソコンはハードディスク(データを保存している記録装置)にアクセスできなくなり、所有者は制限を解除するために身代金を要求されることになります。
しかも、専門家であっても制限を解除するのは困難であり、たとえ身代金を支払ったとしても解除される保証はありません。
現在でもランサムウェアの被害は世界的に拡大しており、事業者にとっては最も注意すべきウイルスの一つです。
しかし、現実的な対策としてはセキュリティソフトの導入くらいしかなく、日々変化・多様化するコンピューターウイルスを確実に防ぐことは困難です。
ウイルスの被害は頻繁に発生するものではありませんが、世界のどこかでは、実際に被害に遭っている企業が少なくありません。

万が一の大打撃を防ぐためにも、セキュリティ面を重視する場合はクラウドの利用をおすすめします。

5. 業務の継続性

災害、機器の破損などによる事業停滞への対策についての視点です。

PCAクラウドはデータをパソコン内ではなくデータセンターに保管し、ソフトのインストール台数にも制限がありません。
考えたくはありませんが、事務所が地震などの災害で倒壊し、ハードウェアが全滅した場合でも、パソコンとネット環境さえあれば業務を継続することが可能です。
また、データセンター自体も多重バックアップされており、データは複数地域に分散保管されているため、災害の影響を極めて受けにくいといえます。 さらに、インターネット環境下での運用が前提ではありますが、何かの要因で長期間インターネットが繋がらない場合には、緊急時用スタンドアロン版を無償提供しているため、業務の継続性を確保できます。

一方、PCAサブスクの場合、データはソフトがインストールされているパソコン内に保存されているため、事務所が被災した際、パソコンやデータを喪失するリスクがあります。また、仮にバックアップがあったとしても、パソコンとバックアップの保管場所が同じ、または近い場合には、災害による範囲的な被害によって両者が同時に破損する可能性があります。
さらに、設備や機器のトラブルが発生した際、基幹ソフトやデータが利用できなくなると、事業の継続が困難になります。特に従業員への給与支払いが遅延すると大きな問題となるため、『業務ソフトが止まる』という事態は何としても避けたいところです。
PCAサブスクで業務継続性を確保するためには、頻繁なバックアップと、バックアップの適切な保管体制を整えることが不可欠です。

以上の理由から、業務の継続性という観点では、クラウドのほうが圧倒的に優位であるといえます。

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6. 職業専門家(士業)との連携

税理士、社労士への相談やデータのやり取りに関する視点です。

PCAクラウドの場合、ソフトのインストール台数に制限がなく、データもインターネットを介して常に同じ、かつ最新のものを閲覧、操作できます。
これにより、士業専門家へのデータの受け渡しは不要になり、訪問を受ける必要もなくなります。
近年では税理士、社労士側から顧問先の企業へクラウドソフトの利用を要請している事務所も増えています。双方にとって利便性が高いのがクラウドの大きな強みのひとつです。

対してPCAサブスクを含むオンプレミス版のソフトでは、データの確認を依頼する場合にUSBメモリーなどの記録媒体での受け渡しや、メールでの送付が必要になります。
税理士に自社へ訪問してもらい、普段業務に利用しているパソコンを操作してもらっているという企業も少なくありません。

税理士、社労士等との連携をスムーズかつ便利に行いたい方は、PCAクラウドがおすすめです。

7. 他のサービスとのAPI連携

他のサービスや製品と連携ができるかという視点です。

業務を円滑に行う上で、様々なサービス、製品を併用する場面が多いと考えられます。PCAクラウド、PCAサブスクは、それら他のサービス、製品とAPI連携させることで業務効率を大きく向上させることが可能です。

PCAクラウドでは有償の「WEB-API」を利用することで様々なクラウドサービスとシームレスな連携が可能です。現在でも業務効率化を推進するニーズに特化した数十種に及ぶソリューションを提供しておりますが、今後も拡大していくため利便性が高いです。

一方でPCAサブスクは従来のパッケージ版では有償だった「Client-API」が標準搭載されています。連携できるサービスは限られますが、オフィスステーションなど一部の指定サービスを利用している場合は追加費用無しで連携が可能です。

他の新しいクラウドサービスを今後も導入していく場合はPCAクラウドがおすすめですが、これまで利用していたサービスのみ継続する場合はPCAサブスクでも問題はありません。

PCAクラウド

  • WEB-APIで様々なソフトと連携が可能
  • 月額660円の利用料が必要

PCAサブスク

  • Client-APIが標準搭載(無償)
  • 連携できるサービスは限られる

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当社では、各PCA連携ソリューションについて、まとめて提案・販売が可能ですのでご相談ください。

8. ランニングコスト

ソフトを利用するランニングコストについての視点です。

PCAサブスクは従来のパッケージ版製品と同じくオンプレミス型であり、利用料金はパッケージ版の年間保守の費用に近くなっています。
しかしながら、初期投資としてのソフト購入料金はかからず、年間5万円~のランニングコストのみで利用可能です。

PCAクラウドも同じく初期費用は掛かりませんが、他項目で取り上げたような利点を多く持っているため、金額だけを見るとPCAサブスクよりも高く設定されています。(1本のソフトを最大同時接続1名利用する場合、月額2万円~、年間20数万円ほど)
また、利用するソフトが増えると割安になるうえ、業務の繁閑に合わせて月単位で同時接続数(契約ライセンス数)を増減させることができるため、費用に無駄のない契約が可能です。

PCAクラウドは契約ライセンス数の増減が容易という点では優位性がありますが、ランニングコスト第一で考える場合には、PCAサブスクがおすすめです。

ただし、PCAクラウドでなければ得られないメリットは数多く存在するため、費用以外の優先事項と併せて検討することが必要でしょう。

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9. PCAクラウドとPCAサブスク、どちらが良いのか?

これまで製品の違いについてお伝えしてきましたが、ソフトのメニューや画面の構成はパッケージ版と全く同じです。どちらを選んだとしても、ソフトの操作が変わるということはありません。
そのうえでクラウドとサブスク「どちらに切り替えるのが正解か」といえば、結論はひとつ「場合による」です。
自社の場合はどうなのか。それを判断するには、両者の違いに注目しつつ、自社での優先順位を考えるのが確実です。
それでも迷った場合は、ミモザ情報システムにお問い合わせください。各企業様に最適なプランをアドバイスいたします。

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PCAクラウドとPCAサブスクのおすすめの企業像

以下の条件に当てはまる場合は参考にしてみてください。

PCAクラウド

  • 場所を問わずに利用したい
  • 繁忙期などはソフトの利用者数を変更したい
  • 士業専門家とリアルタイムでやり取りしたい
  • APIで様々なサービスと連携させて活用したい
  • セキュリティや災害のリスクを抑えたい

PCAサブスク

  • 1台のスタンドアロン型で運用したい
  • 自社サーバーにデータを保存する必要がある
  • ランニングコストを安く抑えたい

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