スマート大臣〈証憑保管〉
応研の「スマート大臣〈証憑(しょうひょう)保管〉」は、電子取引に伴う電子データや、スキャン・撮影した領収書や請求書などをクラウドへアップロードし、保存・管理するサービスです。
電子帳簿保存法の[電子取引][スキャナ保存]の要件に対応します。
主な機能
- 証憑の電子データによる保存
- 証憑の個別/一括アップロード
- 画像要件の自動チェック
- 検索項目の編集・ロック
- 証憑の検索/閲覧/変更履歴の確認
- データのエクスポート
- 大臣シリーズAPI連携
(財務会計シリーズ/販売大臣AX/大臣エンタープライズ販売管理) - スマート大臣<経理精算>連携
「スマート大臣〈証憑保管〉」単体でも利用可能ですが、「大臣NXシリーズ Ver.4以降の会計シリーズ」「スマート大臣<経費精算>」と連携すれば、さらに業務効率がアップします。
スマート大臣〈証憑保管〉の機能紹介
JIIMA認証「電子取引ソフト法的要件認証」を取得
電子帳簿保存法の電子取引において、スマート大臣〈証憑保管〉は「訂正・削除の事実および内容が記録されるシステム、または訂正・削除を行えないシステム」に該当します。
- スキャナ保存と電子取引の両方に対応
- 解像度等要件対応
- JIIMA認証 2023年1月取得
- 検索要件対応
- 訂正・削除履歴確認
- タイムスタンプはオプション対応
紙で受理した証憑の保存コスト削減
紙で受理した証憑(請求書・領収書など)はスキャナ保存して「スマート大臣〈証憑保管〉」へアップロードすることで、紙での保存コスト削減につながります。
また、スキャナ保存要件を満たすことを確認できた画像のみアップロードするか否かを設定したり、アップロードした後で証憑にロックをかけることもできます。
電子データで受理した証憑の保管・リスト化が可能
領収書や請求書をはじめ、さまざまな証憑データをクラウドで保管します。ファイルの種別を選択してクラウドへアップロードすると証憑データがリスト化されます。
また、電子取引保存要件を満たすことを確認できた画像のみアップロードするか否かを設定したり、アップロードした後で証憑にロックをかけることもできます。
「AI-OCR」オプションで大量の証憑も簡単に一括処理
「AI OCR」では、「OCR」で行う識別に加え、「AI(人工知能)」が学習していくことで、文字認識率を向上することが可能になりました。
スマート大臣〈証憑保管〉に「AI-OCR」オプションを追加すると、読み取った画像ファイルから、電子帳簿保存法の検索要件となる項目(日付・金額・取引先)を読み取り、自動でテキスト化して表示します。
取引先名については、証憑画像の電話番号情報を読み取り、以前入力した取引先名と同じ電話番号であれば、同じ取引先名を自動で表示します。このように、「AI」が学習することで文字認識率を向上し、各項目の手入力が不要となり処理が高速化していきます。
また、一括アップロードした画像が自動でテキスト化された項目と左右に並ぶ画面のため、スムーズに確認・編集可能です。
大臣NXシリーズ(Ver.4以降)との連携で生産性向上
「大臣NXシリーズ Ver.4以降の会計シリーズ」との連携では、生産性を向上する充実の機能があります。
「スマート大臣〈経費精算〉」を併用される場合、経費申請・承認から自動仕訳・振込データも自動作成されます。一連の経費精算業務のペーパーレス化が可能です。
API連携で証憑とのリンクが自動設定
APIでシームレスな連携が可能です。スマート大臣<証憑保管>で登録した数値や日付・取引先などは、仕訳伝票データとして会計システムと連携します。
また、「大臣NXシリーズ」で起票するか、スマート大臣〈証憑保管〉で証憑を登録すれば、1明細に証憑電子データが自動的にリンクされます。
※変更不可能なロック済み証憑のみ伝票とリンクすることができます。
証憑電子データリンク機能に対応した大臣シリーズ
- 大臣NXシリーズ Ver.4
大蔵大臣/福祉大臣/建設大臣/公益大臣/医療大臣/大蔵大臣 個別管理原価版 - 大臣NXクラウド
大蔵大臣/福祉大臣(タイプDC含)/建設大臣/公益大臣/医療大臣 - スマート大臣<経費計算>
「スマート大臣〈経費精算〉」を併用される場合、経費申請・承認から自動仕訳・振込データも自動作成されます。一連の経費精算業務のペーパーレス化が可能です。
スマート大臣〈証憑保管〉の仕様
保管可能な証憑の主な種類
- 領収書
- 請求書
- 見積書
- 注文書
- 納品書
- 検収書
- 契約書
- 送り状
- 預り証
- 借用証書
- 預金通帳
- 小切手
- 約束手形
- 有価証券受渡計算書
- 社債申込書
- 契約の申込書
- 輸出証明書
- 入庫報告書
- 貨物受領証
- 注文請書
- 各証憑の控え(控えのない証憑種別もあり)
スキャナ保存でアップロード可能なファイル
- JPEG(.jpg、.jpeg)
- PNG(.png)
- BMP(.bmp、.dib)
- GIF(.gif)
- PDF(.pdf)
※証憑ファイルは「JPG」「PDF」推奨
電子取引でアップロード可能なファイル
- JPEG(.jpg、.jpeg)
- PNG(.png)
- BMP(.bmp、.dib)
- XLS(.xls)
- DOC(.doc)
- GIF(.gif)
- PDF(.pdf)
- TIFF(.tif、.tiff)
- XLSM(.xlsm)
- DOCX(.docx)
※証憑ファイルは「JPG」「PDF」推奨
【注意点】
電子取引でファイル形式が「JPG」「PDF」「PNG」「GIF」「BMP」以外のファイルをアップロードする場合、サービス上での描画に対応していないため、ファイルの内容を確認できる環境を別途ご準備いただく必要があります。
また、「PDF」の場合でも正しく描画できないPDFがあるため、ご自身の環境でファイルの内
容が正しく表示できることを確認していただく必要があります。
動作環境(対応ブラウザ)
- Microsoft Edge/Google Chrome/Safari(macOS 10.13以降)
スマート大臣〈証憑保管〉の利用料金
年間使用料(税込)
保存証憑データの総容量 | Standardプラン | Liteプラン |
---|---|---|
40GB | 198,000円 | 95,040円 |
80GB | 250,800円 | 158,400円 |
120GB | 303,600円 | 221,760円 |
160GB | 356,400円 | 285,120円 |
※ 契約容量は、保存する証憑データの総容量です。年間の使用容量ではありません。
※ 160GB以上のご契約も可能です。詳しくはお問い合わせください。
※ 利用人数(作成できるユーザーID数)は、契約データ容量にかかわらず、一律30名です。
オプション | Standardプラン | Liteプラン |
---|---|---|
AI-OCRオプション | 標準機能 | 79,200円 |
タイムスタンプオプション | Standardプラン | Liteプラン |
---|---|---|
6,000スタンプ | 15,840円 | 15,840円 |
12,000スタンプ | 31,680円 | 31,680円 |
24,000スタンプ | 63,360円 | 63,360円 |
36,000スタンプ | 95,040円 | 95,040円 |
※タイムスタンプオプション36,000スタンプ以上のコースのご契約も可能です。詳しくはお問い合わせください。
※オプション単体では動作しませんので、ご注意ください。
スマート大臣〈証憑保管〉ご利用までの流れ
お見積り依頼から、当サービスご利用開始に至るまで、最短でも2週間程度かかります。
当社へお見積り依頼願います。1~2営業日でお客様へお見積を提出いたします。
メールまたはFAXで当社へご発注ください。(発注書は見積書提出時に添付します)
当社からお客様へ、メールで請求書を送信します。期日までにお支払いください。
当社へご発注後5営業日で応研からお客様へログイン情報(ID・初期パスワード)の通知書面を発送いたします。
書面受領後サービスへログインし、ご利用を開始いただけます。
初期設定の手順等は、マニュアルが完備されております。
連携してスピーディ―な基幹業務を実現する「スマート大臣」
「スマート大臣」シリーズは、大臣NXシリーズ Ver.4以降と連携できます。〈証憑保管〉の他にも組み合わせて使うことで貴社の基幹業務の効率化を可能にします。