PCAクラウド導入事例 司開発株式会社 様
司開発株式会社様は、1974年12月に設立され、建設系コンサルタントとして主に愛知県内の道路や河川、下水道等公共インフラの計画・設計の業務および、測量業務を手掛けています。
2019年に当社・ミモザ情報システムを通じてPCAクラウドを導入されました。
今回は、会計・給与1ライセンスを2名のご担当者様で運用されている様子を、管理部の浅井様に伺いました。
少ないライセンスでも工夫次第、ノウハウの共有にも便利
──浅井様は、もともと総務経理担当ではなかったとお聞きしました。
前任者が退職するタイミングで、初めて総務経理の分野に関わり始めたんです。ずっと営業事務の仕事をしてきました。
──では、PCAクラウドが、初めて使う会計ソフトなのですね?
会計ソフトには全然縁がありませんでした。
これまで他のソフトを使ったことがなかったので、先入観なくソフトを使えています。
前任者は、マニュアルを見ながら独学で使い方を勉強したと言っていましたが、私は前任者から教えてもらえることがあったので、特に困りませんでした。
素人でも使いやすいソフトだと思います。
いざという時には、有料の操作指導も使えることは知っているのですが、今のところは大丈夫です。
──PCAソフト導入の経緯はご存知ですか?
前任者は、他メーカーのソフトと比べて建設業会計と給与ソフトがセットで低価格で購入できる点が選定の決め手であったと言っていました。
また、私が入社した時点では、既にPCAクラウドになっていました。
──年末調整はどのようにされていますか??
昨年が初めてでした。もちろん一人でやりました。
PCAさんが年末調整セミナーをやっていたので、それを受講して頑張って勉強しましたよ。
──サポートは利用されますか?
よく利用します。
税理士さんにも相談することはあるんですけど、作業の細かい部分まで聞くわけにはいかないので、PCAのサポートを頼ることになります。
時には、こんな小さな事を聞いてもいいのかと思うこともありますが、丁寧に教えてもらえますよ。
サポートの一環で、制度の変更などのニュースメールを細かく送ってもらえて、ソフト自体も都度更新されていくのでとても便利です。
──担当者2名での利用とのことですが、1ライセンスの契約のみで不便に感じることはありませんか?
今のところはありません。
担当が給与と会計で分かれてますが、2人しかいないので、今のところは不便には感じません。開きっぱなしにして作業する時期も、決算や新しい工事が入った時など、ごく限られていますから。
もう少し人数が増えたら、増やさないといけないのかなとも思いますけど。
──声かけするなどの工夫で、問題ないと。
ちょっとソフトを開こうかなと思った時に、もう一人が使っていたら、他にもやる事があるので、ソフトを使うのは後にしましょうとか。
それでも急ぎの時にはもう一人に『ちょっと今使ってもいい?』て声をかけるようにしています。
自分が使わないときにはすぐにソフトを閉じるようにしています。
──クラウドのメリットはどんなところだと思いますか?
社内にデータを置かずにクラウド上にデータを保存できることが何よりのメリットだと思います。
社内で何かあってもデータの保存ができているので安心です。
今は2台のパソコンにそれぞれPCA給与とPCA建設業会計のソフトが入っています。その他のパソコンに入れて使う予定は、今のところはありません。
また、弊社は業種的にリモートワークが難しく、原則毎日出勤しています。
前任者がいた頃は、分からないことを直接聞くことができましたが、退職を前に前任者の出勤が減ると、直接質問ができませんでした。
そんな時には、自宅のパソコンからPCAクラウドを見て『ここ間違っているから直したほうがいいよ。』といった具合に、すぐに確認してもらえたのでとても便利でした。
クラウドでなかったら、引き継ぎももっと大変だったと思います。
インタビューを終えて
浅井様は非常に勉強熱心で、年末調整セミナーの資料には大量の付箋が貼ってあるなど、努力されている様子が印象的でした。
特に業務引継ぎの際に、在宅の前任者の方との意思疎通など、時々の状況によりクラウドならではの使い方を実践されておられます。
現在はテレワークはされていないとの事ですが、社会情勢や会社の対応が変わった際には、迅速に遠隔地での利用が始められるなど、PCAクラウドの持つ柔軟性が、いざという時の備えにもなるかと存じます。
これからも、よろしくお願いいたします。
他の事例もご参照ください。