PCAクラウド導入事例 株式会社プレイン 様
株式会社プレイン様は、1975年に大阪市で創業され、大手ブランドのOEM製品を中心に、国内自社工場による皮革衣料の製造や、海外提携工場による皮革衣料の製造・輸入および革靴の輸入を手掛けられています。
2021年に当社・ミモザ情報システムを通じてPCAクラウドを導入されました。
今回は、クラウド化を経たソフトのご利用状況を、社長の藤田様に伺いました。
離れた場所からでもデータを参照、サポートも充実
──PCAソフトはいつ頃から使っていますか?
20年くらい前です。
以前は違うソフトを使っていましたが、使い辛かったため事務器屋さんのすすめで商魂商管へ切り替えました。
──検討開始から導入するまではどれくらいかかりましたか?
すぐに決めました。従来のソフトの費用と比べてもそれほど変わらないので、悩みませんでした。
──クラウドに切り替えていただいた際、大阪と東京で一緒に使うとおっしゃっていましたね?
導入当初は、大阪と東京の2ヶ所で利用することを考えていましたが、結局、今は大阪でしか入力していません。
プリンターは大阪にありますし、東京の営業所では、商品の出荷を行っていないので、請求書や売上伝票を印刷する機会もありませんでした。東阪で分けて入力することで、在庫数の不一致が起きないかも心配です。
一方で、私は日常的に東京と大阪を行き来しますが、東京に行った際も、現地でPCAクラウドを参照できます。こういう場面では、クラウドは便利ですね。
──クラウドに切り替えて良かった点はありますか?
2台で使えるところは良いですね。
それから、PCAクラウドはサポートがしっかりしているので助かります。
以前は大手事務機屋さんが運営するサポートセンターを利用していたのですが、その頃よりも応対が的確だと思います。
──導入前からPCAクラウドについてご存知でしたか?
以前から知っていました。最近クラウドのソフトが増えていますしね。
実は今、販売管理はPCA商魂商管を使っていますが、会計ソフトと給与ソフトは、税理士からの紹介で、JDLのクラウドを使わせてもらってます。
以前は会計ソフトもPCAを使っていました。
──クラウドについて抵抗はありませんでしたか?
セキュリティ面では特に心配はしていませんでした。今はソフトもクラウドが主流になってきていますし、あまり難しく考えても仕方がないと思っていますね。
ただ、少し速度が遅いのが気になりますね。事務機屋さんのすすめで、セキュリティのためにUTM※を入れているので、その影響もあるかもしれません。
(ミモザ注:UTMとは?
「Unified Threat Management(統合脅威管理)」を略したもので、具体的にはファイアウォール、アンチウイルス、不正侵入検知など複数のセキュリティ機能を搭載した機器。主にルータ直下に設置します)
あとは、商品検索の仕様が変わりましたね。以前は小文字で入力しても大文字で入力しても、全て検索できていたんですが、クラウドに切り替えてからは、小文字と大文字とをきちんと分けて入力しないといけなくなりました。
クラウドはオンプレとは違って大文字と小文字を判別するようになりましたね。
インタビューを終えて
藤田社長は、PCAクラウド以外にも会計ソフトや給与ソフトもクラウドを利用するなど、積極的に新しいものを取り入れておられました。本記事では取り上げておりませんが、セキュアソフトや迷惑メール対策についての話題でも盛り上がりました。中小企業にとっても看過できないテーマです。
今後とも、よろしくお願いいたします。
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