固定資産奉行クラウド
本製品はIT導入補助金・デジタル化基盤導⼊類型がご利用になれます。
このページの目次
現在奉行シリーズをご利用の方へ - 奉行クラウドと奉行iシリーズの違い
1. OBC 奉行クラウドとは
国産業務ソフトのトップブランド「勘定奉行」のOBCが提供するクラウドサービスです。
実績ある奉行シリーズを、サーバを持たずに利用することができます。
サーバなどの機器管理は全てお任せ。自社サーバの導入・維持管理・更新コストがゼロに。
営業先や経営者様の自宅など、社外からでも最新のデータを活用できます。テレワークの導入や働き方改革にも好適。
サーバやVPN等の設定導入なしに、手軽に複数台のパソコンによる分散入力や、データの一元管理が実現できます。
事業の状況に合わせて、接続ライセンス数の増減を柔軟に調節できます。
2. OBC 固定資産奉行クラウドの利用プラン・料金体系
これまでの奉行シリーズとシステムグレードの名称や搭載機能の構成が異なるのでご注意ください。
固定資産奉行クラウドの利用料金
各基本システムごとの初期費用、およびご利用ライセンス数に応じた年間利用料金をご案内いたします。
初期費用 初回のみ必要(税込)
基本システム | iE | iA | iS |
---|---|---|---|
初期費用 |
0円 |
55,000円 |
77,000円 |
基本システム/ライセンス費用 毎年必要(税込)
基本システム | iE | iA | iS |
---|---|---|---|
1ライセンス |
62,700円 |
194,700円 |
290,400円 |
2ライセンス |
92,400円 |
267,300円 |
363,000円 |
3ライセンス |
122,100円 |
339,900円 |
435,600円 |
4ライセンス |
151,800円 |
412,500円 |
508,200円 |
5ライセンス |
181,500円 |
485,100円 |
580,800円 |
・複数会社を管理する場合は、会社数分、個別に奉行クラウドのご契約が必要です。
・別途、オプション(拡張パック・拡張アセンブリ)費用が必要になる場合があります。
・正確なお見積りはお問い合わせ下さい。
固定資産奉行クラウドの利用プラン
基本システム・追加機能・ライセンスの3要素の掛け合わせで料金が変わります。
基本システム(搭載されている機能)
固定資産奉行クラウドは、必要な機能に応じて基本システムをお選びいただきます。
システムアップやライセンス追加は、いつでも簡単に行うことができます。
企業の変化・成長に合わせて最適なシステム構成で使い続けていただけます。
固定資産奉行クラウドiE[小規模企業向けのエントリーモデル]
登録資産数100件まで
【主な機能】固定資産管理・固定資産管理資料・固定資産税申告・電子申告・プログラム自動更新・サポートサービス(リモート共有/電話/Web)
固定資産奉行クラウドiA
登録資産数1,000件まで
【主な機能】iEの全機能
固定資産奉行クラウドiS(iA+リース資産・会計要件対応)
登録資産数1,000件まで
【主な機能】iEの全機能・リース資産管理・リース資産管理資料
追加機能
基本機能以外の追加的な機能を、選択的・事後的に追加できます。
資産の登録数を1,000件以上に拡張する場合、オプションにて500件単位で拡張できます。
また、建設仮勘定の機能は「拡張アセンブリ」として提供します。
サーバ容量や処理スペックの拡張なども承ることができます。
詳細はお問い合わせ下さい。
ライセンス
最低1ライセンスで、1ライセンス単位で増減できます。
ライセンス数は、操作する担当者毎にカウントします。
同時接続ユーザー数や、インストール台数ではありません。
担当者1人が、オフィスのデスクトップPCと個人支給のノートPCなど2台以上から利用する場合は1ライセンスだけあれば構いません。
なお、既にお付き合いのある税理士・会計士先生などの職業専門家専用のライセンスが1つ付属します(有償での追加も可能)。
専門家ライセンスを自社のライセンスとして利用することはできません。
3. 固定資産奉行i11と固定資産奉行クラウドの業務比較
固定資産データの更新
各拠点にて資産の取得、移動などの、資産データの更新をする場合
各拠点ごとの資産登録データを外部デバイスに保存し、各拠点の担当者へ送信
・会社の資産登録データを出力、各拠点へ送信
・各拠点でデータを印刷し、実査の結果を記入後、改めてデータ入力
・本社担当者が各拠点からデータを受け取り、固定資産奉行に取込
各拠点と資産登録データの共有ができる
・会社の資産登録データは常時クラウド上で共有されているため、入出力は一切不要
・実査結果は、各拠点から固定資産奉行クラウド上のデータを直接更新
・本社担当者の固定資産管理の業務負荷を分散できる
税理士とのデータ共有
税理士に資産登録データのチェックや税務判断を依頼する場合
税理士からデータが戻ってくるまで、数日の手待ち時間が発生
・会社の資産登録データを出力、税理士へ送信
・税理士がデータを確認している間、新たな入力や修正はできない
・待機中に見つけた修正がある場合は、税理士に連絡
税理士、担当者が同時に同データを参照できるため、待ち時間が発生しない
・会社の資産登録データは税理士とリアルタイムで共有
・データ輸送、送信時の漏洩・紛失リスクや、待ち時間を完全に排除
・修正箇所は付箋機能の使用でリアルタイムに税理士が検索、チェックがしやすくなる
【動画 1分11秒】リアルタイムなデータ共有「税理士と一緒に業務ができる!」
4. OBC 固定資産奉行クラウドの機能
固定資産奉行クラウドは、日本の中小企業の現場で愛され続ける「奉行シリーズ」の固定資産管理ソフトです。
償却奉行と呼ばれていた頃を含めると、20年近い歴史の中で、常に実務に即した使いやすさ、あらゆる性質の資産管理に対応できる細やかさを追究してきました。
あらゆる性質を持った固定資産を一元管理
【動画 2分24秒】資産情報を詳細に一元管理!
様々な資産管理に対応
有形・無形の別や、土地等の非償却資産など、あらゆる資産を登録管理できるよう、豊富な管理項目を備えています。
資産の所在や費目・購入先などを詳細に管理
設置場所の登録の他に、費目区分で一般管理費や製造経費などの費目も管理ができます。
管理項目として下記項目が登録できます。
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画像や書類データを無制限にクラウド保管
実際の資産の写真や、購買時の見積書、意思決定の際の稟議書、納品時の検収書などをスキャンし、資産情報として一元管理できます。
全ての情報をワンクリックで確認できるため、データをサーバー上で探したり、紙の書類を探す時間が大幅に省けます。
資産のラベル発行できちんと現物管理
登録した資産の管理ラベルをタックシールに印刷し、貼り付けることで資産管理を容易にします。資産コードや資産名・設置場所など、出力項目を自由に選んで作成できます。
取得から移動、除却までの経過をつぶさに把握
取得から移動、償却方法の変更や、除却に至るまでのライフサイクルを効率的かつ詳細に管理できます。
取得から移動、償却方法の変更や登録が、固定資産奉行クラウド上で一括でできるだけでなく、CSVを利用した外部データの取り込みによる資産の一括登録・編集も可能です。
【動画 2分15秒】移動や除却などの管理に細やかに対応!資産のライフサイクル管理
すべての資産の移動履歴を記録
取得から現在までに行われたすべての移動履歴(部門、設置場所、費目区分)を管理できます。
例えば、現場判断で資産を移動処理された場合でも、他の担当者は移動履歴情報から資産を追跡できます。
また、会計システムに対しては、移動履歴の費目区分まで加味した正確な仕訳データを作成して連携することができます。
除却・売却管理
除却・売却日付と除却・売却事由を選択するだけで、除却・売却処理が完了します。 処分費用、売却時価格に基づいて除却・売却損益を自動計上し、除却時の簿価指定も可能です。
特別償却・割増償却にも
会計処理は「償却方式」と「準備金方式」を選択できます。準備金方式の場合、当期の特別償却準備金の積立額・取崩額が自動計算され、取崩経過年数管理が可能です。
【動画 2分24秒】固定資産情報の登録「資産情報を詳細に一元管理!」
償却額や簿価は自動計算
最新の税制に基づいた耐用年数や償却率があらかじめ設定されているため、資産勘定科目や、資産種類・構造・細目を選ぶだけで、適切な償却額を自動計算します。
また、自動計算を実行せず、手入力することも可能です。
実務に必要な全ての償却方法を網羅
税制で定められている、さまざまな償却方法があらかじめ設定されています。
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また、年間償却額を元に月次決算に必要な償却額を、増加償却額も加味した上で自動的に計算します。このため、月次決算における減価償却費の計算作業は不要となります。
自動アップデートで最新税制に対応
クラウドならではのメリットとして、定期的に行われる税制改正に対して、自動的にプログラムおよび税額表を更新します。また、変更がある場合は起動時の画面にその内容を通知します。
このため、常に適切な計算結果が得られます。
リース資産管理(iSシステムから対応)
企業が保有するあらゆるリース資産の契約・物件情報を詳細に管理します。
また、資産の移動や再リースなどの管理も行えます。
多様なリース契約情報を登録可能に
従来の物件情報に加え、下記のリース契約情報も登録、管理できます。
物件情報 |
契約情報 |
てん末管理 その他 |
月次支払額、償却費を自動計算
契約書の情報を登録するだけで、月次支払額や償却費などすべて自動計算されます。
元本返済額や煩雑な利息相当額も自動計算します。
帳票作成
資産登録を行うだけで、固定資産台帳をはじめ、あらかじめ搭載されたさまざまな一覧表を出力でき、簿価などの確認をスピーディーに行えます。
出力条件設定も充実しており、科目別などの集計軸や、出力したい資産情報なども選択可能な上、作成した集計表の形式を保存できます。また、出力段数や列ごとの出力項目など、台帳レイアウトの細やかな調整も可能です。
特に、資産明細表からは、明細行をクリックすることで資産登録の編集画面を即座に開くことができ、データの追跡調査や情報修正を素早く行えます。
【動画 2分37秒】資産台帳などをかんたん自動作成!管理帳票出力
月次決算に必要な月次償却一覧表も出力可
各月の減価償却費、月末簿価、各月末時点での償却累計額を一覧表形式で出力可能です。
月次決算に必要な減価償却費をワンクリックで把握することができます。
Excel出力・メール共有もボタンひとつで
画面表示した帳票をボタン一つでExcel、PDF等に出力できます。
出力ファイルを直接メールに添付して送信することもでき、資産台帳などの情報共有にかかる手間を省きます。
固定資産税の電子申告(eLTAX)にも対応
電子申告(eLTAX)に対応しているため、償却資産申告書、種類別明細書を簡単な操作で各市区町村へデータ送信できます。印刷や封入、郵送にかかるコストと手間を大幅に削減できます。
専門家ライセンスを標準提供
奉行クラウドでは、既にお付き合いのある社労士先生などの職業専門家専用のライセンスが1つ付属します(有償での追加も可能)。
紙やデータのやり取りをせずにリアルタイムで同じ情報が共有ができる上に、相互のバージョンやデータの時系列・整合性を気にする必要もありません。
なお、専門家ライセンスを自社のライセンスとして利用することはできません。
自動バックアップ
データは作業をするごとに、自動的にクラウドへ保存されます。
このため、面倒なルーティンワークとしてのバックアップ作業や、それに伴う業務の一次停止が発生しません。
バックアップデータは、政府機関やグローバル企業も利用するマイクロソフトの堅牢なデータセンターに保管されますので、セキュリティ対策としても、災害対策としても有効です。
5. 奉行シリーズとのデータ連携
勘定奉行クラウドと仕訳データの連携が行えます。
減価償却費はもちろん、資産の取得、除却などの発生時から減損、配賦仕訳まで、勘定奉行クラウド側での入力作業は一切不要です。
明細の集約方法や部門別の分割、控除形式など、非常に細やかな設定項目に基づき、自社の実態に即して正確に連携します。
連携可能な仕訳
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勘定奉行クラウドの仕訳データから固定資産奉行クラウドのデータへジャンプ
勘定奉行クラウド側で自動作成された仕訳から、会計連携元データボタンをクリックすると固定資産奉行クラウドの固定資産情報までジャンプすることができます。
申告奉行クラウドとの連携で、申告業務の負荷を大幅軽減
「申告奉行クラウド(法人税・地方税編)」とのデータ連携で会計データから法人税申告書に自動転記し、手入力が不要になります。別表十六に関するデータが対象です。
「申告奉行クラウド(内訳書・概況書編)」会計データから勘定科目内訳書を自動作成され、手入力が不要になります。固定資産(土地、土地の上に存する権利及び建物に限る)に関するデータが対象です。
【動画 2分19秒】仕訳計上・申告業務「クラウド連携で作業を効率化!」
6. ご利用開始までの流れ
お客様ごとに異なりますが、代表的な流れを示します。
- お問い合わせ・見積依頼
- 環境診断ツールの実行(既に奉行シリーズをご利用の場合)
現在お客様がご利用になっている奉行シリーズのバージョンやデータの領域数、サイズなどを調査します。結果次第では、データ移行が行えない場合があります。 - 製品デモ(必要に応じて実施)
製品説明のために、ご訪問いたします。
地理的、時間的な制約がある場合は、リモート環境(お客様のパソコンとオペレーターのパソコンを接続し、画面を共有した状態)でのデモを実施します。 - お見積り
ご利用になる基本システム、ライセンス数などをもとにお見積もりいたします。
ここまで、費用は掛かりません。 - ご発注
見積書添付の発注書にて当社までご発注ください。
製品利用のためのアカウントを発行します。 - 支払口座の登録
奉行クラウドの代金お支払方法は、口座振替となっております。
必要書類の記入をお願いします。 - データ移行(コンバート)
現在利用しているデータがある場合は、奉行クラウドへ移します。
ご自身で操作いただく場合は無償ですが、作業を委託される場合は有償となります。 - 利用開始
料金には「保守サービス」が含まれるため、操作の上でわからないことがある場合はOBCサポートセンターをご利用いただけます。
お電話、メールやリモート接続等で対応いたします。
見積依頼、資料請求等のお申込み
7. 当社(ミモザ情報システム)について
私どもは「OBC公認OAPパートナー」=製品や業務について熟知したインストラクターが在籍するユースウェア認定店です。OBC製品・奉行シリーズのことなら全てお任せください。
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創業以来、京阪神地域一円の500社以上に業務ソフトを導入してきた実績と、それに裏付けられた知識でお客様をサポートします。 |
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クラウド業務ソフトだけで数十社以上の導入実績があります。他社製品との比較など、メーカーに聞けないことまで対応できます。 |
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メーカーや協業会社と協働して、訪問した上での製品デモやヒアリングサービスを実施しています。 |
訪問デモやヒアリングも承ります。日本全国対応可能。
8. OBC 固定資産奉行クラウド メニュー構成一覧表・出力帳票・動作環境・処理スペック
固定資産奉行クラウド メニュー構成一覧表
システム別メニュー構成 | ||
iE・iA | iS |
固定資産奉行クラウドiE・iA
固定資産奉行クラウドiS
固定資産奉行クラウド 出力帳票
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固定資産奉行クラウド 動作環境
日本語OS |
Windows 11/Windows 10/Windows 8.1 |
対応ブラウザ |
Microsoft Edge最新バージョン/Chrome最新バージョン |
インターネット接続回線 |
光回線を推奨 |
必要なソフトウェア |
.NET Framework 4.6.1 以降(※) |
周辺機器等 |
上記OSに対応した、ディスプレイ・マウス・キーボード・日本語変換システム |
解像度 |
1366×768以上を推奨 |
※ セットアップされていない場合は、当システムのセットアップ時に自動的に「.NET Framework 4.6.1」がセットアップされます。
固定資産奉行クラウド 処理スペック
コード桁数 |
資産 |
英数カナ1~15桁 |
枝番 |
英数カナ0~4桁 |
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資産勘定科目 |
英数3~10桁 |
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費用区分 |
英数1~10桁 |
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部門 |
英数カナ1~15桁 |
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設置場所 |
英数カナ1~10桁 |
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取引先 |
英数カナ1~20桁 |
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摘要 |
英数カナ1~10桁 |
ご質問・ご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。